IPEVO書画カメラは、視覚障害者の支援ツールとしてデスクトップCCTVの代わりを果たせるか?

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近年、弊社では、視覚障害者向けのデスクトップCCTVの代替品としても使用できる、2つの顔を持つ書画カメラの開発にかなり力を注いできました。その努力の結果、弊社の最新の書画カメラであるVZ-X Wireless/HDMI/USB書画カメラが誕生しました。高画質、触覚ボタン、省スペース、ワイヤレス機能と、高機能なのにお手頃価格。従来のデスクトップCCTVの代替品としての使用頻度が増えてきました。多くのTVI(視覚障害を持つ生徒の担当教師)が、視覚障害を持つ生徒の学びを補助するツールとしてVZ-Xを用いています。また、ロービジョンのユーザーの日常生活を支援するツールとしても使用しています。VZ-Xのユーザーが製品を気に入っていると耳にする機会も増え、弊社としても嬉しい限りです。以下では、VZ-Xのユーザーからのフィードバックを紹介しています。

ソノマ・カウンティ教育局の支援技術の専門家であるニール・マッケンジー(Neal Mckenzie)は、視覚障害を持つ生徒向けの視距離支援ツールとしてVZ-Xを使用した際、以下のようにツイートしました。

『皆さんに素敵なお知らせ。@ipevoのVZ-X書画カメラを使ったら、タイムラグが少なく簡単に接続できて驚いたよ。教室へのアクセスをより便利にしてくれる#lowVision ソリューションとして、生徒達とテスト操作を始めるのが待ち遠しいよ』。

授業中、ニールはタブレットにVZ-Xをワイヤレス接続してから、VZ-Xを黒板に向ける事で、黒板に書いていることをリアルタイムでタブレットに配信しました。視覚障害を持つ生徒は、タブレットを通して黒板に書いていることをはっきり見えるようになり、拡大や注釈をつけること、キャプチャも出来ました。VZ-Xは、視覚障害を持つ生徒たちにより学びやすい環境を提供する素晴らしい方法といえるでしょう。

VZ-Xを黒板に向けて、視距離支援ツールとして使用

VZ-XからiPadに配信された文章を見ている視覚障害を持つ生徒

次に、コペル市独立学区のTVIであるステイシー・ガーナー(Stacey Garner)について紹介します。授業中、ステイシーはVZ-XをiPadにワイヤレス接続し、視覚障害を持つ生徒が読めるように絵本を配信しました。その生徒は、iPad上でタッチジェスチャーをしたり、文章を拡大したり、画面周辺に文章を移動したり出来ました。ステイシーは、Twitterで以下のようにつぶやいています。

『新刊の学生向けの本を紹介したり、ブック・オブ・ザ ・マンス・クラブの本で表情を確認するのに、@ipevoと@Apple iPadを使っているのよ』。

VZ-XとiPadを使って読書する視覚障害を持つ生徒

コペル市独立学区のTVIであるステイシー・チェンバーズ(Stacey Chambers)もまた、視覚障害を持つ生徒のためにVZ-Xを使い、楽しく魅力的な学習環境を構築しました。彼女がVZ-XをiPadにワイヤレス接続することで、生徒がiPadを使いながらレゴパーツの色塗り状況を確認できました。彼女は、以下のようにツイートしています。

『ワイヤレスの@ipevoカメラを使って、カスタムの@LEGO_Groupの色塗りを確認している所。楽しい月曜日が過ごせたかな?』

VZ-Xを使いながら色塗りを確認

サンフランシスコ州大学、特別教育学部の視覚障害者向けプログラムで助教授をしているユーティン・シウ(Yue-Ting Siu)は、VZ-Xを使って視覚障害を持つ生徒に絵を描くことを教えています。省スペースな特徴のおかげで、先生の机の限られたスペースにVZ-Xを置き、絵を描く過程を生徒のiPadにワイヤレスでライブ配信できました。これにより、生徒は手順に従いながら、紙に絵を描くことが出来ました。彼女のツイートによると、

『@ipevoが画面共有やビデオ拡大鏡の代わりになるから、教室がすっきりしたわ。先生用の書面カメラの次に買ったVZ-Xを生徒のiPadにワイヤレス接続し、キャンバスを見れるようにしたの。そしたら、生徒が絵を描けたわ。これで、かさばるデスクトップCCTVとはお別れね!』

VZ-Xを用いて、絵の描き方を学んでいる視覚障害を持つ生徒

最後に、オーク・ヒルのNEATセンターで視覚障害者向けサービス職業マネージャーをしているスティーブ・ファミグリエッティ(Steve Famiglietti)について紹介します。彼は、VZ-Xを貸し出し図書館に置き、NEATセンターのメンバーが本を買う前に借りて試し読みできるようにしました。VZ-XをiPadに接続し、IPEVO Whiteboardアプリを開き、様々なツールを使いながらライブ画像に注釈をつけることができるので、彼はVZ-Xを気に入っています。彼はまた、ライブ画像をフリーズすることや/または、キャプチャ画像として保存できる所も気に入っています。もちろんですが、VZ-Xの画質にも感心していました。

オーク・ヒルのNEATセンターのメンバーが試し読みできるように、貸し出し図書館にVZ-Xを設置

弊社の書画カメラが多くの方法で視覚障害者を支え、彼らの生活に利益をもたらしていることを知り、本当に元気付けられます。ユーザーからのフィードバックが弊社に笑顔をもたらし、これからもより良い製品を開発する励みになります。記事作成にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。